①【思考】お勉強?お遊び?
幼児期の子どもにとって遊びは学習です。頭の中で理解して覚えるような「お勉強」とは違い、子ども自身が興味や関心を持って、試したり驚いたり感動したりして、楽しみながら心や体で体験していくことを基本としています。
●ピアジェ教育
3・4・5歳児の「めざましあそび」教材は、何回も繰り返し遊ぶことができ、遊んでいるうちにいろいろなことを発見して、それが友だちとの交流にも発展していきます。先生が答えをおしつけたり、頭で覚えさせたりするのではなく、思考錯誤しながら自分や仲間と解決していくを養います。
●言語教育
また、子どもや保護者に貸し出しも行っています。年長児になると、「 ことばあそび 」を楽しみながら文字に関心を持ち、「文字あそび 」というノートを使って正しい書き方や鉛筆の持ち方などを学んでいます。
●英会話教育(異文化教育)
国際化の進むこの21世紀に生きていくために、幼い時から異文化に触れ、世界に目を向けられる子どもに願っております。そのためには異文化も日常の事として当たり前に捉えられる子どもに育ってほしいと願っております。
②丈夫な身体作りを!【健康】
●身体の健康
生活の便利さが身体を鍛えることを阻んでいるといっても過言ではないでしょう。双葉学園では乾布摩擦や体操を行ったり、近くの公園などに出かけ足腰を鍛える活動を数多く取り入れています。
●食の健康(給食)
毎日、温かいご飯と副食を基本に献立を組みます。栄養面はもちろんのこと、子どもたちがおいしく楽しく食事ができるように配慮しています。
又、現代社会の恵まれた子どもたちに、質素さを味わってもら、物に対する感謝の気持ちを培うため、おにぎり弁当日を隔週で実施しております。
③体験から生きる力を!【感性】
双葉学園は体験を通して感じる心、考える心、気づく能力を育てています。
驚きや発見は次への意欲となります。自らが行動し、意欲と自信に満ちた子ども・丈夫で明るい子どもになるために、数々の行動やカリキュラムを取り入れています。
●造形あそび
●音楽あそび
●いもほり遠足
●遠足及び園外保育
●お泊り保育(年長組希望者のみ)
普段できない体験をし、たくさんの思い出ができるとともに、身の心もひとまとまり大きく成長します。人との関わりも深まり、思いやりやいたわり合う姿が随所に見られるなど、貴重な体験ができます。
④しつけ
しつけとは、「礼儀作法をその人に身につくように教え込むこと」とあり、身を美しく(躾)ともあらわします。双葉学園では、特に以下のしつけに力を入れています。
☆挨拶ができる
挨拶は人と人とを結ぶ絆の第一歩です。元気よく自分から挨拶をできる子どもになってほしいと思っております。
☆返事ができる
「ハイ」は漢字で書くと「拝」です。人を大切にし敬意を表す語と返事のできる子どもに育ってほしいと思っています。
☆履物の後片付けができる
「はきものをそろえると心もそろう、心がそろうとはきものもそろう」
という誌がありますが、靴をそろえるということは、後片付けと次への段取りの習慣につながります。
自然に身につくように気長に接していきましょう。
☆姿勢をよくする
姿勢が良いと身体に良いことはもちろんですが、心もしゃきっとします。
身体が健やかに育つために姿勢が大切だと思っています。
しつけは、流れる川の水に字を刻み込むようなものです。何度も何度も、繰り返し伝えなければなりません。
家庭と園が協力して、のびのびした中にも、けじめのある子どもを育てましょう。